ドイツファッションが機能性重視な5つの理由!特徴や今の季節におすすめの服装など
今回は、実際にドイツに住んでみて感じた、私が思うドイツファッションが機能性重視な理由についてお伝えします。
ドイツファッションの特徴
カジュアルで機能的
ドイツでは、カジュアルで機能的な服装をしている人がほとんどです。
老若男女問わず、ジーンズなどのカジュアルなボトムスにシンプルなトップスとスニーカーを合わせるのが基本スタイル。
スーツやオフィスカジュアルのような綺麗めな格好をしている人は、あまり見かけません。
理由が見えてきた
最初は日本と正反対のドイツファッションに驚きましたが、実際にドイツで暮らしているうちに私も順応してきました。
そして、なぜドイツの人がカジュアルで機能的な服装をしているのか、その理由がだんだんわかってきたような気がします。
そこで、今回は私が思うドイツファッションが機能性重視な理由について紹介します。
ドイツファッションが機能性重視な5つの理由
①自転車を利用するため
実はドイツは自転車大国。
自転車専用道路や駐輪スペースが整備され、環境に優しい自転車の利用が推進されています。
日々自転車を利用するとなると、必然的に動きやすく機能的な以下のような服装になってきます。
- スカート<パンツスタイル
- ショルダーバックやハンドバック<リュックサック
- ヒールや革靴<スニーカー
②冬がとても寒いため
ドイツの冬は非常に厳しく、朝晩問わず気温がマイナスだったりします。
そう、防寒機能が何よりも大切なのです。
もうファッションは諦めて、防寒に全振りした服装で過ごします。
③洗濯するたびに服が傷むため
硬水の影響なのか、洗濯機や乾燥機の影響なのか、ドイツでは洗濯をするたびに衣服が傷み、よれよれのゴワゴワになります。
日本から持ってきたお気に入りの服が傷んでいく悲しさに耐えられなくなった私は、やがて傷んでも気にならない2軍3軍またはそれ以下の服ばかり着るようになりました。
そして新しく購入する服も、装飾のあるかわいい服よりもシンプルで快適な服を好むように。
一時帰国の際に海外在住者がユニクロや無印良品で爆買いしてしまうのは、何度洗濯してもヘタレない強さにも魅力を感じるからかなと思っています。
④頻繁に雨が降るため
ドイツの雨は、通り雨のように突然降ってすぐに止むことが多いです。
そんなときは、フード付きのウインドブレーカーが大活躍。
「ドイツ人は傘をささない」のは、すぐに止むのがわかっているからなのかなと勝手に推察しています。
お気に入りの服が雨に濡れるのは悲しいので、濡れても大丈夫な服装を好むようになりました。
⑤アウトドア好きなため
ドイツの人はアウトドアが大好きです。
趣味がキャンプやハイキングという人も多く、そうでなくても多くの人が公園でランチを食べたりBBQをしたり、アイスやパンを食べ歩きしたり、お店のテラス席を好んで使ったりします。
そのため、日頃からアウトドアファッションで生活している人も多いです。
ドイツの人気アウトドアブランド「Jack Wolfskin」のアウターや「Deuter」のリュックサックなどを身につけている人もよく見かけます。
季節ごとの服装
春(3月・4月・5月)
気温も天気も変化が激しい時期です。
まだ寒い日もあるので、上着は手放せません。
夏(6月・7月・8月)
湿気が少なく一番過ごしやすい時期。
日差しが強く夜まで明るいので、日焼け止め・帽子・サングラスがあると良いかも。
秋(9月・10月・11月)
冬へのカウントダウンが始まり、厚手の上着が必要になってきます。
冬(12月・1月・2月)
ドイツの冬は、とにかく本当に寒いです。
ダウン・手袋・帽子・マフラーなど、あらゆる防寒グッズを総動員して臨みましょう。
ドイツファッションは気楽
今回は、ドイツファッションについて紹介してみました。
日本では私も様々なファッションを楽しんでいましたが、ドイツに来てからはどんどんカジュアルにシンプルになってきています。
流行も追いかけず、メイクもがんばらなくなりました。
最近はそれはそれで、気楽で良いなと感じています。
ドイツでの服装に悩んでいる方には、とにかく動きやすくて快適な気候に合わせた服装がおすすめです。