慣れない海外生活でのストレスから突如やってくるドイツイヤイヤ期の原因と3つの対処法
ドイツイヤイヤ期がやって来る原因
ドイツ移住3ヶ月目にして何もかもが嫌になった
もうすぐ私がドイツに来て半年が経ちますが、移住したばかりのあの頃は記事を書く余裕もないくらいドイツが嫌いで辛くて日本に帰りたかったなとふと思い出しました。
そして、移住後3ヶ月目に爆発し、夫に泣いて訴えました。
ドイツイヤイヤ期の到来です。
ドイツイヤイヤ期がやって来ると、何をしても「ドイツ無理」「ドイツ嫌い」という気持ちになってしまいます。
今回は、そんなドイツイヤイヤ期の原因と対処法についてです。
主な原因
ドイツイヤイヤ期がやってきた原因を私なりに考えてみた結果、主な原因は以下の5つでした。
- 何もできない自分への自己嫌悪
- 近くに頼れる人のいない心細さ
- 食生活の変化
- 手続きの遅さ
- 郵便配達の雑さ
特に、日本で普通にできていたことがドイツでは何もできなくなってしまったのが、一番辛かったです。
そして、家族や愛犬や友人とも離れ、頼れる人が夫だけになってしまったことは、思っていた以上に心細かったです。
また、最初は引っ越したばかりでキッチン用品なども十分になかったため、しばらくはLieferland(ドイツのUber Eats的なもの)やレンジでチンするだけ食品を使って高カロリーな食生活をしていたため気が狂いそうでした。
そこに、数多の配達ミスや手続きの遅さが加わりものすごいストレスを感じていました。
日本なら一瞬でできることやコンビニがあれば解決することばかりで、毎日日本だったらこんな苦労はしないのにという思いをどこかでずっと抱えていました。
最初は耐えて耐えて耐えまくっていましたが、3ヶ月経ってついに爆発しました。
詳細は、関連記事をご覧ください。
そのほかの思い当たる原因
私は嫌なことがあると手帳に書き殴りがちなのですが、実際に当時の手帳に書いてあったそのほかに思い当たる具体的な原因も挙げておきます。
- ドイツ語がまったくわからない
- 太っていく身体
- ルミネやカラオケのような娯楽がない
- 仕事をしていない自分への劣等感
- いつ日本に帰国できるかわからない
- すごく美味しいと思えるもののない食生活
- シャワーの温度が一定にならない
- 毎日お風呂に入れない
- コバエやハチが家に入ってくる
- なかなかワクチン接種の順番が回ってこない
現在は解決していることばかりですが、こういったことが毎日積み重なって、私のドイツイヤイヤ期がやってきました。
ここからはちょくちょくやって来るドイツイヤイヤ期の対処法についてです。
ドイツイヤイヤ期の3つの対処法
何度かドイツイヤイヤ期を経験し、私なりに乗り越える方法がわかってきました。
①楽しいことや好きなことに没頭する
時間があると、ついネガティブなことを考えてしまいます。
ネガティブな考えを頭から追い出すためには、何かに没頭することが大切です。
散歩でも料理でもスキンケアでも映画鑑賞でも勉強でも何でも大丈夫です。
私の場合は旅行でした。
すべてを忘れて旅行を楽しんだことで、ドイツの良さを再確認することができました。
②日本と比較しない
ドイツに来たばかりの私は、無意識にすべてを日本基準で考えドイツを悲観しすぎていました。
日本は食べ物が美味しくて清潔で豊かで本当に最高の国ですが、ドイツにも良いところはあるはずです。
例えば、コロナへの対応が科学的根拠に基づいて納得できる対策をしていて感動しました。
ドイツに移住した以上、ドイツという国を理解しようという姿勢が大事だと思います。
③「生きてるだけでえらい!」の精神でいる
私は日本ではふつうにできていたことが、ドイツに来た途端何もできなくなってしまったことがストレスでそんな自分が嫌になっていました。
でも、異国の地に来て慣れない生活に適応しようと努力していることは、それだけで十分素晴らしいことです。
日本で安全に何不自由なく暮らすことも可能だったのに、あえて海外に出る選択をしたそのこと自体がなかなかできないことだと思います。
そんな自分を認めて褒めてあげましょう。
慣れない海外生活でのストレスは想像以上
覚悟はしていましたが、慣れない海外生活でのストレスは想像以上でした。
私はドイツに来てからもう何回も突如やって来るドイツイヤイヤ期を経験しています。
きっと初めて海外で生活し始めた人は、誰もが通る道なのではないでしょうか。
それでもだんだんドイツに来て良かったなと思えるようになって来たので、きっといつか時間が解決してくれます。
とにかく!私が伝えたかったのは、慣れない海外生活で大変なこと辛いことがたくさんあるかもしれないけれど、異国の地で生きているだけで十分素晴らしいよ!ということ。
私も自分を認めながら、これからも気楽に生きていきたいと思います。