Visit Japan Webって?2023年3月の
日本入国までの流れ【一時帰国メモ②】
1年ぶり2回目の一時帰国
2023年3月、私はまたしてもドイツから日本へ一時帰国をしてきました。
前回の一時帰国は2022年4月だったので、約1年ぶりです!
今回も、私が実際に体験した「日本入国の流れ」についてです。
2023年3月時点での情報なので、最新の情報は都度ご確認ください。
前回の一時帰国については、こちらで詳しくまとめています。
前回(2022年4月)からの3つの変化
前回2022年4月の日本入国プロセスは、まるでサバイバルゲームのように過酷なものでした。
制限が緩和されてきてはいたものの、日本政府指定のPCR検査陰性証明書の提出が必要で、さらに到着後のPCR検査でも陰性でないと入国できなかったのです。
そして、そこから約1年後となる今回の一時帰国。
ここでは、前回からの3つの変化についてお伝えします。
①「Visit Japan Web」で事前申請
前回利用した「ファストトラック(mySOS)」が撤廃され、「Visit Japan Web」に変わっていました。
Visit Japan Webは、アプリではなくブラウザ上で利用できるウェブサービスです。
検疫だけだったファストトラックと違って、「検疫・入国審査・税関申告」の3つの手続きを同時に行うことができます。
②滞在国でのPCR検査なし
有効なワクチン接種証明書があれば、滞在国でのPCR検査は必要なくなりました。
私はワクチンを3回接種していたので、QRコード付きの証明書の写真をVisit Japan Webにアップロードするだけで大丈夫でした。
前回は、日本政府指定のPCR検査陰性証明書を用意するのに時間もお金も手間もかかり本当に大変だったので、これが必要なくなったのはとてもありがたいです。
③日本入国時のPCR検査なし
ワクチン接種の有無に関わらず、日本入国時のPCR検査は必要なくなりました。
これで到着後にPCR検査の結果を長時間待たなくて済みます。
ドイツ出国から日本入国の流れ
私が実際に行ったドイツ出国から日本入国までの流れは、以下の通りでした。
18:00(ドイツ時間)
フランクフルト空港に到着。
いつも電車が遅れるので、かなり早めに到着できるように出発した。
それにしても早く着きすぎたので、REWEでおみやげを買い足してスーツケースに入れた。
19:00
チェックインカウンターでパスポートを渡した後、Visit Japan Web の画面を提示するように言われた。
事前に登録しておいた青い画面を提示し、荷物を預ける。
遅めのチェックインだったためか、チェックインカウンター付近にいたのは私だけだった。
19:20
出国検査と保安検査を通過。
ゲート付近で搭乗開始を待つ。
20:15
搭乗開始。
マスクの着用が推奨されていて、機内では全員マスクを着用していた。
マスクを持っていない方にはマスクが手渡されていた。
ほぼ満席。
Visit Japan Webに変わったからか、紙の入国書類は配られなかった。
飛行時間は約13時間。
↓
17:55 (日本時間)
羽田空港到着。
到着出口でVisit Japan Webに登録すること、ログインしておくことを伝えられる。
外国籍の方々を中心とした未登録者に係員がVisit Japan Webの登録方法を教える場所があり
入国審査までの動線上に約15名の係員がVisit Japan Webの掲示を持って立っているので、わからないことがあればいつでも質問できる。
私は事前に登録済みだったので、歩きながらVisit Japan Webにログインした。
ただし、税関申告よりも先に入国審査があるので、Visit Japan Webよりも入国審査で必要なパスポートを先に準備しておいた方
18:10
顔認証ゲート前でパスポートを入れて顔認証を行い、入国審査完了。
顔認証ゲートを通った後、入国スタンプを押してもらう。
手荷物受け取り場所へ向かう。
18:40
手荷物受け取り完了。
なかなか手荷物が出てこないので、ここでもVisit Japan Webの登録をする時間がある。
最後はいよいよ税関申告。
18:45
ようやくVisit Japan Webの出番がやってくる。
手荷物受け取り場所横のキオスク端末に、青画面のQRコー
QRコー
申告するものがある方は紙の申告書に記入し、直接税関申告をする
18:47
税関申告ゲートでは顔認証をするだけなので、マスクを
こうして日本入国が完了した。
Visit Japan Webの登録さえできれば大丈夫
以上が、私が実際に体験した日本入国の流れです。
基本的に、Visit Japan Webの登録さえできれば難しいことは何もありませんでした。
心配な方は事前にVisit Japan Webの登録を済ませておいた方が安心ですが、税関申告は最後の最後でそれまでにかなり時間があるので、羽田空港に到着してから登録しても十分間に合うと感じました。
前回の一時帰国は何だったのかと思うほど、入国手続きがコロナ前のように簡略化されていて驚きました。
これなら海外に行きやすく、日本にも帰りやすいです。
それでは、楽しい一時帰国をお過ごしください!
2度目となる今回の一時帰国での購入品は、こちらで紹介しています。
追記:一時帰国中のSIMは楽天モバイル
一時帰国後、すぐに必要になるのが日本で使えるSIMです。
私はドイツでも使っていた楽天モバイルのSIMを一時帰国中も引き続き利用しましたが、一時帰国にも最適なSIMなのだと実感しました。
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