フランクフルト空港でのPCR検査や日本入国の流れ(2022年4月)【一時帰国メモ】

一時帰国

フランクフルト空港でのPCR検査や日本入国の流れ【一時帰国メモ】

日本入国の流れ

2022年4月、私は1年ぶりに日本へ一時帰国しました。

今回は私が実際に体験した「日本入国の流れ」についてです。

実際に日本に入国した方の情報がまだ少なく、私も情報を集めるのに苦労したため、これから日本入国を目指す方の参考になればうれしいです。

あくまで2022年4月時点での情報ですので、都度最新の情報をご確認ください。

 

日本入国はサバイバルゲーム

一時帰国をしてみて感じたのが「日本入国はサバイバルゲーム」だということです。

続々と制限が緩和されてきているとはいえ、日本に入国するまでには今も様々な難関が待ち受けています。

いかに大変かをお伝えするために、まずは「日本入国サバイバル」の5つのミッションをご紹介します。

ミッション1:キャンセル・欠航なし

コロナや戦争、ストライキなどの影響で減便や欠航が続いています。

実際に私も便が突然欠航になったり、航路が変更になったりしました。

突然の変更に備えて、常に情報をチェックし続けておく必要があります。

またリスクを減らすために、乗り継ぎ便ではなく直行便を利用するのも一つの選択肢です。

ミッション2:定刻に空港に到着

ドイツの電車は遅延が日常茶飯事なことに加えて、最近はストライキが盛んだったので、空港にたどり着けるかどうかも心配でした。

実際は遅延もストライキもなく、定刻通りに空港に到着できました。

できるだけ早めに空港に着いておけると安心です。

ミッション3:完璧なフォーマットのPCR検査陰性証明書を入手

まずは、コロナに感染しないことが大切です。

それに加えて、私が特に大変だったのが「完璧なフォーマットのPCR検査陰性証明書を入手すること」です。

日本のPCR検査陰性証明書は、日本政府指定のフォーマットに沿って記入してもらう必要があります。

そのため、そのフォーマットに対応している検査機関を自力で探さなくてはいけません。

また、探してみると検査結果が出るまでに12〜24時間かかるということも少なくないので、場合によっては空港で前泊することになる可能性もあります。

時間やお金など、個人の優先度に応じて検査機関や方法が変わってくるので、私もいろいろと検討を重ねました。

実際に私が予約したのは、フランクフルト空港にあるPCR検査場「EcoCare」(Travel Covid-19 Certificate for Japan – 1/1.5H 169€)です。

結果的に、PCR検査を受けた後すぐにネガティブの結果が出て、完璧なフォーマットで証明書を送ってもらうことができました。

後ほど詳しくお伝えします。

ミッション4:チェックイン

チェックインカウンターでは、PCR検査の陰性証明書を提示し受託手荷物の重量もクリアしなくてはなりません。

私はスーツケースで日本からたくさんおみやげを持って帰れるように、衣類はこの圧縮バッグで圧縮して、スペースを有効活用しています。

PCR検査の陰性証明書のフォーマットに不安がある場合は、ここでも確認されるため難関ポイントになってきます。

ミッション5:日本入国

降機後にも再びコロナの検査を受け、その結果も陰性である必要があります。

また、羽田空港では到着後すぐに「ファストトラック」の確認が始まるので、こちらも事前に漏れなく済ませて提示できる状態にしておきましょう。

 

ドイツ出国から日本入国までの流れ

私が実際に行ったドイツ出国から日本入国までの流れは、以下の通りでした。

 

9:30(ドイツ時間)

定刻にフランクフルト空港に到着。

遅れやトラブルを見越して、早すぎるぐらい早く空港に着いておくようにした。

 

9:35

フランクフルト空港ターミナル1のPCR検査場「EcoCare」に到着。

事前にホームページから「Travel Covid-19 Certificate for Japan – 1/1.5H 169€」のプランを予約していたので、予約ありのレーンに並ぶ。

このプランは課金すればするほど早く結果が出るシステムになっていたため、私は前泊をしなくて済むように1〜1.5時間で結果が出るプランを選択した。

受付で予約を確認され、キットが渡される。

 

9:40

PCR検査では、容赦なく喉と鼻に細長い棒を差し込まれた。

痛すぎて咳き込んで涙が出たが、一瞬で終わった。

無理やり飲み物を飲んで咳を止めた。

 

9:50

スタバで検査結果を待つ。

最初はスタバとキオスクくらいしか営業していなかったが、10時以降はほとんどのお店が営業を開始。

まだチェックインカウンターは開いていない。

 

10:30

無事陰性の検査結果が届く。

1〜1.5時間で結果が出るというプランなのに、実際はさらに早く検査から40分後にメールで結果が届いた。

厚労省指定のフォーマット通りの完璧な日本語証明書PDFがメールに添付されている。

これをすぐにMySOSにアップロードする。

MySOSは、PDFに対応していないかつ写真1枚しかアップロードできないので、PDFの日本語ページをスクリーンショットしてアップロードした。

PCR検査の項目以外はすでに終わっていたので、陰性証明書アップロード後にMySOSの表示が緑になりファストトラックが完了したことを確認。

ここまでできたら一安心。

 

12:30

チェックインカウンターでパスポートと一緒にMySOSを提示しPCR検査の結果を見せ、荷物を預ける。

時間が経つにつれて、空港に人が増えてきた。

13:00

保安検査通過。

他の便から乗り継ぎの人は、ゲート前カウンターでPCR検査の結果を見せていた。

 

15:00

搭乗開始。

機内はほとんど満席だった。

誓約書と入国書類が配られるので、念の為もらっておいたが結局使わなかった。

事前にファストトラック登録済みであればもらう必要なし。

無事にサバイバルを生き抜いた安心感と疲労のおかげで爆睡できた。

飛行時間はウクライナ情勢による航路変更の影響で通常よりも2時間ほど長く、13時間くらいだった。

 

 

12:40(日本時間)

羽田空港に着陸。

到着後すぐにファストトラック(MySOS)の確認が始まるので、着いたら早めに羽田空港のWi-Fiに繋いでおく。

Wi-Fiが不安定でページの読み込みに時間がかかるので、QRコードが表示される画面のすべてのページをスクリーンショットしておくと便利。

誘導されるがままに歩き、言われるがままMySOSやパスポートを見せる。

様々な説明を受けた後、最後に唾液のコロナテストがある。

 

13:05

テスト結果待ち。

合格発表のように電子掲示板に陰性の人の番号が表示される。

 

13:45

約40分後に番号が表示され、陰性の結果がわかった。

受付で陰性を示す紙を手渡され、解放される。

 

14:00

顔認証ゲートを通る。

免税予定の方はスタンプを押してもらうのを忘れずに。

 

14:10

ようやく帰路に着く。

結果的に検疫には到着してから2時間弱かかったことになる。

ワクチン3回接種済みであれば、隔離なし、公共交通機関の利用も可能。

保健所などからの連絡も一切なく、入国後は完全に自由。

 

 

 

事前準備が大切

以上が、私が実際に体験した日本入国の流れです。

なかなか一筋縄ではいきませんが、しっかりと事前準備をしておけば大丈夫です。

ようやく「ワクチン3回接種済みであれば隔離なし」になったので、しばらく日本に帰ることができなかった方も一時帰国を検討し始めているのではないでしょうか。

ぜひ久しぶりの日本を楽しんでください!

 

2回目の一時帰国については、こちらをご覧ください。

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追記:一時帰国中のSIMは楽天モバイル

一時帰国後、すぐに必要になるのが日本で使えるSIMです。

私はドイツでも使っていた楽天モバイルのSIMを一時帰国中も引き続き利用しましたが、一時帰国にも最適なSIMなのだと実感しました。

 

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