魔女や鉱山で知られる小さな世界遺産ゴスラー(Goslar)を日帰りで観光してきた!
小さな世界遺産ゴスラー
ゴスラーとは
ゴスラーは、ハルツ地方の中心に位置し、かつてはランメルスベルク鉱山によって炭鉱都市として栄えていた場所です。
旧市街とランメルスベルク鉱山がユネスコ世界遺産に登録されています。
クリスマスの時期には、ドイツの伝統的なクリスマスマーケットが楽しめることで知られています。
ゲッティンゲンからのアクセス
ゲッティンゲンからは、電車で1時間ほどです。
同じく世界遺産のカッセルやブラウンシュヴァイクも、ゲッティンゲンから気軽に日帰り観光できる場所なのでおすすめ。
今回、私は49ユーロチケットを使って行きました。
ゴスラーの観光スポット
旧市街のからくり時計
旧市街の広場にあるグレーの建物には、名物のからくり時計があります。
からくり時計の鐘が鳴る時間は、9時から3時間ごとに約15分間。
メロディーに合わせて、炭鉱で働く人々の人形などが登場します。
時間が合えば見てみてください。
中世の街並み
ゴスラーには中世時代に建てられた木組みの建物が多く残されており、タイムスリップしたような気持ちになります。
ちなみに、中世では1階部分の面積に応じて税金を支払う仕組みになっていたそうです。
これを知った上で建物を見てみると、税金対策のため1階部分よりも2階以上の部分が出っぱっている建物がたくさん見つかっておもしろかったです。
市内観光用のバスもかわいい。
かつてハルツ地方には、魔女が住んでいたと言われています。
そのため、ゴスラーのマスコットになっており、おみやげやさんにはたくさんの魔女グッズが並んでいます。
ブリキのフィギュア博物館(ZINNFIGUREN MUSEUM)
「ZINNFIGUREN MUSEUM」では、ゴスラーの歴史をブリキ人形のジオラマで表現しています。
細部まで美しいこれらの展示は、当時の様子を忠実に表現しています。
実際に、ここでブリキの人形が作られています。
体験コースに参加したり、おみやげに購入することもできます。
電気のない時代に採掘した鉱物を地上に上げる手段として使われていた水車が、この博物館のすぐ近くに残っていて、歴史を身近に感じられました。
それほど大きくはない博物館ですが、想像以上に見応えがありました。
ゴスラーで利用したカフェ・レストラン
Brotmeisterei Steinecke
「Brotmeisterei Steinecke」は、パン屋さん兼カフェ。
ちょっと一息!と思ってなんとなく良さそうな雰囲気だったので入ってみた何の変哲もないカフェなのですが、こちらのベーグルが私史上最高に美味しかったのでおすすめです。
Paulaner Wirsthaus
「ZINNFIGUREN MUSEUM」の近くにある「Paulaner Wirsthaus」は、観光客に人気そうなザ・ドイツという感じのレストランです。
伝統的な木組みの家で、ドイツ料理が楽しめます。
内装も温かくて素敵な雰囲気です。
ドイツに住んでいるとわざわざドイツ料理を食べることは少ないですが、たまにはレストランで伝統的なドイツ料理を味わうのも良いですね!
それもとても美味しかったです。
ミステリアスなゴスラーは魅力がたくさん
ゲッティンゲンから近いゴスラーはそのうち行くだろうと思っていたのですが、ようやく今回行くことができて嬉しかったです。
この日の天気も相まって、ゴスラーの不思議な魅力を存分に味わうことができました。
次はゴスラーのクリスマスマーケットにも行ってみたいです!