自転車に乗って環境先進都市フライブルク観光(黒い森旅行③)
自転車に乗って環境先進都市フライブルク観光
こちらの記事で、4泊5日のドイツ黒い森地方旅行記①〜⑥をまとめています。
前回の『旅するドイツ語』の聖地巡り編に続いて、今回は自転車に乗って環境先進都市フライブルク観光編です!
出発直前までDBのストライキが続くハプニング
私たちはゲッティンゲンから早朝のICE(高速列車)に乗り、フライブルクに向かう予定でした。
ところが、数日前から突然DB(ドイツ鉄道)のストライキが始まり、2日間全ての電車の本数が通常の4分の1にまで減らされることになりました。
このストライキは私たちの出発予定時刻の4時間前に終わる予定でしたが、ダイヤが乱れたりしわ寄せが来て満席になるのではないかと電車が来るまでずっと心配していました。
結果的に、ストライキの時間とぎりぎり重ならなかったおかげで、混雑も遅れもなく座ってスムーズにフライブルクまで行くことができました。
後から聞いたところ、バカンスシーズンのDBのストライキは毎年恒例のようです。
ホテル「Super8」で自転車を無料で借りる
私たちが泊まったホテル「Super8」では、デポジット100ユーロを預けておくことで、自転車を無料で借りることができました。
自転車を返却すると預けていたデポジットは返って来るので、実質無料で自転車を使うことができるとてもありがたいサービスです。
このホテルは旧市街まで少し遠いのがデメリットですが、清潔感で近くに美味しい日本料理のお店「MIYABI」もあり自転車も借りることができるのでとてもおすすめです。
自転車に乗って環境先進都市フライブルク観光
フライブルクは環境先進都市のため、自転車専用道路や駐輪スペースが整備されていて自転車利用者に優しい環境が整っています。
旧市街に流れている象徴的な水路はベッヒレと言い、フライブルク以外の人がこのベッヒレにはまるとフライブルクの人と結婚するという言い伝えがあるそうです。
流れている水が透明でとても綺麗で、子どもたちは楽しそうに遊び、大人も足湯のようにして涼んでいました。
そして、このマルティン門の近くにあるのが、黒い森のさくらんぼケーキが美味しいと有名な「Gmeiner」です。
店内の雰囲気もお菓子もケーキもとてもおしゃれなので、おみやげにも最適です。
フライブルクに到着して早々に、今回の旅行で一番の目的だった念願の黒い森のさくらんぼケーキを味わうことができて幸せでした。
フライブルクのメインストリートには、様々なショップが立ち並んでいて存分にお買い物を楽しむことができました。
そしてメインストリート以外にも、個性的でかわいい雑貨屋さんやおもちゃ屋さんがたくさんあってとても楽しかったです。
フライブルク大聖堂は、大きくそびえ立っていて存在感がありました。
夕食はホテルの近くにある日本料理店「MIYABI」で寿司とラーメンと梅酒とキリンビールをいただきました。
ドイツ生活で日本の食べ物への想いが募っていたため、今回の旅行では日本料理を食べたいと思っていたので、このお店を見つけたときはとても嬉しかったです。
ドイツで売ってるSushiと日本の寿司は、どちらもそれぞれ美味しいので別物だと考えるようになりました。
こちらのSushiももちろん日本の寿司とは別物で、中にアボカドとうなぎが入っていて上にサーモンが巻かれ照り焼きソース的なものがかかっているのですが、これが濃厚でとても美味しかったです。
ラーメンは、こってりラーメンというメニュー名でしたが、どう考えてもあっさりラーメンで、日本のラーメンが恋しくなりました。
久しぶりの梅酒とキリンビールは、一日中自転車で走って疲れきった身体に沁み渡りました。
以上がフライブルク観光でした。
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