VHSの仕事のためのドイツ語コース「Berufssprachekurs(BSK) B2」!メリット・デメリットは?受講を終えての感想

ドイツ生活

VHSの仕事のためのドイツ語コース「Berufssprachekurs(BSK) B2」!メリット・デメリットは?受講を終えての感想

VHSの「Berufssprachekurs B2」

しばらくブログの更新が滞っていた期間、私はドイツの市民学校VHS(Volkshochschule)の「仕事のためのドイツ語コースB2(Berufssprachekurs B2)」に通っていました。

このコースは、B1の復習とB2がセットになった500時間のコース。

B2のみの400時間コースもあるようですが、当時のゲッティンゲンの VHSではこのコースのみの開講でした。

私はIIKでB2.1まで受講していたのですが、ドイツ語に疲れてしばらく休憩している間に学んだ内容を忘れてしまっていたので、B1の復習もできてちょうどよかったです。

約半年間、週5日VHSに通い、1日約4時間の授業を受講していました。

VHSのメリット・デメリット

私が実際にVHSに通ってみて感じた、メリット・デメリットを3つずつお伝えします。

メリット

①大切な友達ができた

このコースに参加して一番よかったことは、大好きな友達ができたことです。

同年代で状況が似ていたり、家が近かったりと共通点も多く、将来のことや今抱えている悩みなど毎日いろんなことを話しました。

いつも隣の席で一緒に頑張って高め合った日々は、私の宝物です。

プライベートでも、バーベキューやピクニックをしたりしてよく遊んでいます。

今後も仲良くできる友達ができた、これだけでもVHSに通った価値がありました。

②無料で受講できる

無職の人が就職するためにドイツ語を学びたいという場合、ドイツのハローワーク(Agentur für Arbeit)が授業料を負担してくれます。

私の場合もこれに当てはまるので、ドイツのハローワークで手続きをして、授業料・教材費・受験料など全額負担してもらうことができました。

③最後にtelcの試験が受けられる

このコースでは、授業が全て終わった後にtelcのドイツ語試験「Deutsch-Test für den Beruf(DTB) B2」を受験することができます。

私は今まで非公式な語学学校の修了試験しか受けたことがなかったので、こういった公式な試験を受けられるのは魅力的でした。

デメリット

①先生がコロコロ変わる

私たちのコースだけかもしれませんが、なんと合計7人もの先生たちが私たちのコースを担当しました。

それぞれの先生にそれぞれ違ったやり方があるので、毎回それに適応するのが大変でした。

最大でも4人くらいにしてほしかったです。

内訳としては、2人は素敵な先生、1人は後述する問題ありな先生、4人は特に問題のない先生でした。

個人的に先生の優秀さでは、ゲーテやIIKに軍配が上がります。

②ウクライナ人が多すぎる

私たちのクラスは、22人中16人がウクライナ人という、圧倒的ウクライナ人マジョリティーのクラスでした。

他は多い順に、イラク、アフガニスタン、シリア、バングラディッシュ出身。

もちろん、日本人は私ひとり(ゲッティンゲンで日本人はレアキャラ)。

ウクライナ人が多すぎて教室ではウクライナ語が飛び交い、彼らの権力が強すぎるためなぜかチャットグループもWhatsAppではなくウクライナ人御用達のTelegramを使わされる始末。

このご時世なので、しょうがないことなのは理解できます。

また、大多数が子供のいる優しいママさんで悪気がないのもわかってはいるのですが、授業中も隙あらばウクライナ語で話し始めるので、お願いだからドイツ語で話してほしいと何度も思いました。

③無計画な授業をする先生がいた

ある先生が、以下のようにかなり問題のある先生でした。

  • 教科書は一切使わない
  • 授業計画がない
  • 自分の話したいことだけをただひたすら早口で話し続ける
  • 字が汚すぎて、板書や添削が読めない
  • 4時間もKonjunktivⅡだけを行う
  • 1時間もドイツ語での悪口についての授業を行う
  • 何を質問しても「Jein(JaとNeinの中間)」と答える
  • 質問をしても明確な答えが返ってこない
  • 宿題はやたら多い
  • ウクライナ人たちにしかわからないロシア語で説明をする
  • 先生同士のコミュニケーションが取れていないので、どこまで進んでいるのかを把握できていない
  • 私たちが危機感を感じ、話し合いの機会を設けるも改善なし

私はこの先生のせいでモチベーションがどん底になり、途中で辞めようとさえ思いましたが、友達と会うためだけに授業に出席し、耐えて耐えて耐え抜きました。

授業に出てストレスを感じるよりも、家で自習していた方がマシだと思うレベルです。

授業評価アンケートにも、ほとんどのクラスメートがこの先生に対する不満を書いていました。

VHS側もこの状況を把握していたにも関わらず、これといった対応もなく、私たちは不満を抱きながら最後までこの先生の授業を受け続けることになりました。

この先生のせいで、私のVHSの印象は著しく下がりました。

この時は二人体制での授業だったのですが、もう一人の先生が素晴らしかったことだけが救いでした。

「Deutsch-Test für den Beruf(DTB) B2」に合格!

半年間のコース終了後に、telcのドイツ語試験「Deutsch-Test für den Beruf(DTB) B2」を受験し、無事合格することができました!

この試験は、試験内容が大きく変更されたばかりで、さらに難化したと言われています。

実際に、私の前のコースの合格率は全体の30%、友人のコースでは25%だったそうです。

まさか合格できると思っていなかったので、結果を受け取ったときはこれまでの努力が客観的に認められたように感じ、とても嬉しかったです。

それにしても、毎日早起きをして寒い中自転車を漕ぎ、4時間の授業を受け、さらに宿題や復習を行い、試験前は毎日過去問を解きながら不安と緊張と戦い、結果が来るまでの1ヶ月間は不合格の悪夢にうなされながら、半年間本当によく頑張りました(自画自賛)。

ドイツに来たばかりの頃は呪文のように聞こえていたドイツ語も、今では意味がわかるようになり、使えるようにもなってきたなんて、感慨深いです。

何度も何度もドイツ語を辞めたいと思いましたが、諦めずに努力し続けてきてよかったなと改めて思いました。

今度はついに最終目標としているC1を目指して、引き続き頑張りたいと思います。

タイトルとURLをコピーしました