まずは日本語でドイツ語を学ぶ！ドイツ語超初心者におすすめのテキスト！現地の語学学校に通う前に使っていた教材について
現地の語学学校に通う前に日本語でドイツ語を学ぶ
私はドイツに移住することが決まったとき、なんとなく「ドイツ語をやらなきゃな〜」とは思いながらも、何から始めれば良いのかわからず、結局渡独直前になるまで一歩を踏み出せずにいました。
ドイツ移住後は現地の語学学校に行こうと考えていましたが、そこではドイツ語をドイツ語で学ぶことになります。
「Danke」くらいのドイツ語しか知らなかった私にとって、いきなり現地の語学学校に通い始めるのはハードルが高かったので、その前に何か少しでもやっておきたいなと思っていました。
そこで、日本語でドイツ語が学べる教材を探し始めました。
ドイツ語超初心者におすすめの教材
（カバーはすぐに取ってしまう派なので、カバーなしのわかりにくい写真で申し訳ないです）
NHKの語学番組『旅するドイツ語』
最初は、大好きなNHKの語学番組『旅するドイツ語』で楽しくドイツ語に触れるところから入りました。
これは本当におすすめの方法で、私は魅力溢れる黒い森を舞台に、俳優の佐藤めぐみさんが役立つドイツ語を楽しく学びどんどん成長していく姿に感銘を受けました。
この番組に出会えたことで、私もドイツ語を学んでドイツ生活を楽しみたい！と思えるようになりました。
テキストのイラストもとっても可愛いです。
渡独後、実際に念願の『旅するドイツ語』の聖地である黒い森地方を旅することができたときは、感無量でした。
現在は『旅するためのドイツ語』という番組名で、引き続き放送されています。
ぜひ一度観てみてください！
『英語と一緒に学ぶドイツ語』
私は『旅するドイツ語』を観ているうちに「あれ？HalloとかHelloだしKannとかCanだし、ドイツ語と英語って似てる？」と感じ始めました。
そして「ドイツ語と英語が一緒に学べたら、一石二鳥なのでは？！」とひらめき、購入したのが『英語と一緒に学ぶドイツ語』。
やはりドイツ語と英語は共通の祖先を持っているらしく、語源が同じ単語や動詞中心の文法構造など共通点が多いです。
ただし、もちろん相違点も多く、この本では特に文法的な違いについて、ドイツ語と英語を比較しながら詳しく説明されています。
私にはこの手法が合っていたのか、英語との対比によって、ドイツ語の文法への理解が深まりました。
基本的なドイツ語の文法が網羅されているので、これだけで概略がつかめます。
初心者におすすめの一冊です。
ちなみに、使われている英語も学校で習うような誰でも知っているものばかりで、中心となっているのはドイツ語なので、英語のレベルはあまり関係ないと感じました。
『英語と一緒に学ぶドイツ語単語』
『英語と一緒に学ぶドイツ語』が思いのほか合っていたので、同じシリーズの単語版『英語と一緒に学ぶドイツ語単語』も始めてみました。
ドイツ語と英語を比較しているのは同様ですが、こちらは単語に焦点を当てています。
事前知識のある英語から出発できるのが、ドイツ語の単語知識が0の私には非常にありがたかったです。
ただし、単語の語源などに触れながら読んで理解して楽しむためのテキストなので、ゴリゴリ試験対策がしたい人には向いていないかなと思います。
日本語のドイツ語教材は少ない
日本語でドイツ語を学びたいと思っていた私は、色々な書店に立ち寄りドイツ語のコーナーをのぞいては、毎回ドイツ語のテキストの少なさに驚きました。
選択肢が少なすぎて、心惹かれる教材に出会えなかったので、結局上記の2冊以外は使わず、そのまま渡独。
もっと日本でドイツ語をしっかり学んでからドイツに来ればよかったなと思うことも多々ありますが、限られた時間と限られた選択肢の中で独学でドイツ語を学ぶのは難しかったです。
もし日本語の教材では物足りない場合は、ぜひドイツ語の教材も使ってみてほしいと思います。
実際に私が現地の語学学校で使っていたテキストも紹介しています。
番外編：日本で買ってよかった電子辞書
私は渡独前にCASIOの電子辞書を購入し、今でも絶賛愛用中です。
CASIO EX-wordの電子辞書に、独和辞典などのドイツ語コンテンツが入っているmicroSDを入れて使っています。
日本語でしっかりと意味が理解でき、例文や熟語、名詞の性や類義語なども一度で詳細に見ることができるので、かなり重宝しています。
手っ取り早く翻訳アプリを使うのも良いのですが、広告があったり、不正確な翻訳だったり、私の場合はネットサーフィンを始めてしまうこともよくあったので、電子辞書があってとても助かりました。
ドイツ語を勉強していると単語を調べる場面が思っていた以上にたくさんあるので、電子辞書はとても便利で、日本で買っておいて本当によかったです。
