ドイツ移住後チェックリスト(渡航後)
ドイツ移住後チェックリスト(渡航後)
住民登録
移住または長期滞在の場合は、必ず「住民登録」を行う必要があります。
まずは、入国後1~2週間以内に滞在地を管轄する住民登録局(Einwohnermeldeamt)に届出を行い、住民登録証明書を受け取ります。
住民登録証は、ビザ申請や銀行口座の開設時など今後様々な場面で要求されるので、手続きをスムーズに進めるためにも、まずは早めの住民登録から始めましょう。
必要な書類は、以下の3点です。
- パスポート
- 賃貸契約書
- 住民登録証申込書(役所のホームページでダウンロード可能)
住民局は、基本的にいつも混雑しているので、できるだけ早い時間に訪問するのがおすすめ。
役所に着いたら、受付で住民登録をしたい旨を伝えます。
その後、受付で渡される番号が書かれた紙を持って、控え室で待機。
待合室には大きなモニターがあり、そこに映し出された番号の人から順に、何番の受付テーブルへ行くべきか指示されます。
自分の番号が映し出されたら移動し、担当者に住民登録を行いたい旨を伝え、準備していた書類を渡します。
特に書類に不備が無ければ、その場で受理されます。
そして、その場で住民登録証が発行され完了です。
ビザの申請
住民登録が完了したら、続いては「ビザ(滞在許可証)の申請」です。
移民局に並んで、以下の必要書類を提出します。
必要書類
- 滞在許可申請書(現地の外国人局で入手できます。)
- 住民登録証明書(前述の住民登録局で手続きしたものです。)
- パスポート
- 写真(35mm X 45mm、正面撮影)
- 結婚証明書(日本の戸籍謄本に日本国外務省のアポスティーユ(アポスティル/Appostille)が付された後 、認証翻訳されたもの)
- 配偶者の所得(給与)を証明するもの(ドイツ語)
- 配偶者の住民登録を証明するもの
- 配偶者の住居を証明する家屋の賃貸借契約書等(ドイツ語)
- 医療保険に加入しているいて家族にも適用されていること証明するもの(ドイツ語)
- ビザ取得費(110ユーロ程度)
- 移民法の規定により、ドイツ人と結婚している方がドイツに滞在する場合、ドイツ語の語学能力(A1レベル)を証明する必要があります。日本人の配偶者について渡独する場合(日本人夫婦)A1の語学証明はいらないことの証明用のパンフレット
ビザ申請の流れ
ビザの申請は、居住地区管轄の外国人局で行います。
まず最初に、外国人局が開いている曜日と時間帯を調べます。
訪問予約もできますが、数ヶ月予約が取れないこともあるので、直接外国人局へ行ってみるのがおすすめ。
外国局は常に混雑しているため、なるべく早い時間を目指します。
外国人局での受付後、順番が来たら、担当者へ滞在許可の申請を行いたい旨を伝えて必要書類を提出します。
書類の確認が終わり、ビザ取得に必要な申請手数料を支払う場合は、支払いマシーンで該当するビザの手数料を支払い、領収書もらいます。
ビザは、種類によってその場で発行される場合と数日かかる場合があります。
また、ドイツ語を勉強中であれば、その旨を伝えると恐らく難民の方や永住を目指す方向けの「インテグレーションコース(社会統合講座)」という語学授業を破格で受けることができる受講証明書がもらえるようです。
在留届を提出
3ヶ月以上海外居住予定の日本人は、居住地を決めたらすぐに日本大使館に「在留届を提出」する必要があります。
在留届を提出することで、居住地や連絡先、緊急連絡先が登録され、万が一の安否確認や支援に役立てられます。
また、大使館や外務省からのコロナ対策や災害等に関連する最新情報をメールで受け取れるようになります。
銀行口座開設
ビザを取得できたら本人確認が必要な手続きを突破できるため、怖いものなしです。
まずは、生活する上で欠かせない「銀行口座を開設」します。
おすすめは、英語で簡単に無料で口座開設ができる「N26」というインターネットバンキング!
便利なデビットカードも同時に手に入ります。
SIMカード購入
最後は、「SIMカードの購入」です。
SIMフリーのスマートフォンが手元にない場合は、先にスマートフォンを購入します。
ドイツでSIMカードを使うにも、銀行口座開設時と同様に本人確認が必要なので、先にビザを取得しておくことが大切です。
おすすめは、プリペイドSIMカード!
まとめ
今回は、「ドイツ移住後チェックリスト(渡航後)」をご紹介しました。
ここまでできたら、ひとまず安心です。
あとはゆっくり自分のペースで進めて行きましょう。