子連れパリ旅行ならアパートメントホテルがおすすめ!10日間の滞在を終えて

ドイツ生活

子連れパリ旅行ならアパートメントホテルがおすすめ!10日間の滞在を終えて

今回私たちは、0歳の息子を連れて10日間パリに滞在しました。

正確にはパリ郊外のアパートメントホテルに宿泊したのですが、ここでの滞在がとても快適だったので紹介します。

パリは子連れに厳しい

ベビーカー利用者に人権なし

まず大前提として、パリは子連れ特に赤ちゃん連れには不向きなので覚悟が必要です。

基本的にベビーカーの存在は全く想定されていません。

  • エレベーターがほとんどないまたは壊れている
  • 改札の横幅が狭すぎてベビーカーが通れない
  • 治安が悪いので常に周囲を警戒する必要がある
  • バスや電車でなかなか席を譲ってもらえない

私はドイツ・ゲッティンゲンの治安や人の優しさに慣れきっていたので、パリに着いた途端あまりにも子連れへの風当たりを強く感じて着いて早々に帰りたくなりました。

極小ベビーカーやバスを利用する

対策としておすすめなのは、極小ベビーカーやバスを利用すること。

特にパリ市内の移動で必ず使うことになるメトロには、エレベーターはもちろんエスカレーターすらなく、階段だらけです。

ベビーカーは担いで上り下りするしか選択肢がありません。

私たちは夫が息子を抱っこ、私が折りたたんだベビーカーを運ぶスタイルで乗り切りました。

軽くて畳むとコンパクトになるオルフェオでなければ難しかったです。

道ゆく人のベビーカーは、どれもオルフェオよりもさらに極小サイズでした。

特によく見かけたのは、超小型サイズのベビーカーStokke(ストッケ)「YOYO(ヨーヨー)」です。

 


メトロを避けて、バスやトラムを利用するのもおすすめ。

 

アパートメントホテルのメリット・デメリット

私たちは今回、初めてアパートメントホテルに滞在しました。

アパートメントホテルとは

アパートメントホテルとは、キッチンや家電などを備えていて、まるで住んでいるかのように生活できる宿泊施設のこと。

最低滞在日数が決まっていることが多く、長期滞在に向いています。

アパートメントホテルのメリット

①キッチンが使える

キッチンが利用できるのは、最大のメリット。

食器やカトラリー、コンロや包丁、冷蔵庫や電子レンジがあるので、これらを使って普段と同じように自炊できます。

特に赤ちゃん連れだと、離乳食を電子レンジで温めたり、食材を切ったり、哺乳瓶やカトラリーを洗ったりと何かとキッチンを使うのでとても便利でした。

毎日外食する必要がないので、赤ちゃんの機嫌や周りの目を気にせず食事ができます。

そこで暮らしているかのようにスーパーでお買い物をして、簡単な料理ができるのも楽しいです。

②洗濯機が使える

すぐに洗濯できるので、最低限の荷物で滞在できます。

赤ちゃんがいると離乳食などですぐに衣服が汚れ、着られる服がなくなってしまいますが、すぐに洗濯できるので、常に清潔な状態でいられます。

嵩張りがちな衣服の枚数がかなり減らせるのは、嬉しいポイント。

③価格が安い

サービスを限定しているため、比較的低価格。

家族連れや大人数での旅行、長期滞在でもコストを抑えられます。

アパートメントホテルのデメリット

①最低滞在日数が決まっていることが多い

最低でも7〜10泊以上滞在しなければいけないところがほとんど。

短期滞在には向いていません。

②ホテルほどのサービスは期待できない

ホテルのような手厚いサービスはなく、清掃やゴミ出しなど全て自分で行うことになります。

普段の生活と同様に過ごしたい方には良いですが、非日常感を味わいたい方にはおすすめできません。

③フロントにスタッフが常駐しているわけではない

ホテルであれば、24時間フロントにスタッフが常駐していることが多く、スタッフの人数も多いため、サービス面でも防犯面でも安心です。

しかし、アパートメントホテルの場合は、常にフロントにスタッフがいるとは限りません。

そのため、不具合やトラブルなど相談したいことがあったときに、気軽にフロントに立ち寄りすぐに解決できないのはデメリット。

子連れ旅行ならアパートメントホテル一択

以上の点を踏まえると、子連れ特に赤ちゃん連れにはアパートメントホテルがかなりおすすめです。

おすすめは「Edgar Suites Meudon-La-Forêt」

私たちが宿泊したのは「Edgar Suites Meudon-La-Forêt(エドガー スイーツ モードン-ラ-フォレ)」というアパートメントホテル。

友人に教えてもらったのですが、一目見て即決し、一緒に滞在しました。

実際に10日間滞在してみて、とても気に入ったので紹介します。

おすすめポイント①:徒歩圏内に大型ショッピングモール

ギャラリーラファイエットに次いで大きいショッピングモール「Westfield Vélizy 2」に徒歩8分で行けます。

お買い物が目的なら、パリ市内まで行かなくてもここで何でも揃います。

私はこのショッピングモール内にある「Auchan」という巨大スーパーに通い詰めて、デパ地下のようなコーナーでパンやお菓子や海鮮などフランスの食べ物を爆買いしていました。

わざわざショッピングモールまで行かなくても、アパートメントホテルのすぐ下には「U Express」というスーパーがあるのでちょっとしたお買い物がしたいときも便利です。

周辺には「IKEA」や「Picard」などもあり、飽きずに楽しめます。

おすすめポイント②:新しくて綺麗な建物と街

新興住宅街にあるため、このアパートメントホテルの周辺はどこも新しくて綺麗です。

広々とした美しい街並みや子ども向けの公園などがあり、生活しやすい環境が整っています。

建物も新しく清潔感があり、広々としているのでハイハイをする赤ちゃんも安心して過ごせます。

ちなみに、ベビーチェアやベビーベッドなども用意してもらえます。

デザインも素敵で、こんなおうちに住みたいと思いました。

おすすめポイント③:交通の便が良い

アクセスも良く、パリ市内まで40分ほどで行けます。

ここからパリ市内に通勤している人も多そうでした。

実は最初はパリ市内での宿泊も検討していましたが、土地が高いのかアパートメントホテルはほとんどなく、あっても狭くて価格の高いものばかり。

それならば、パリ郊外に滞在し40分かけてパリ市内に通うのもアリだなと思いました。

私たちの場合は、毎日パリ市内に出かける予定はなかったので、パリ郊外がちょうどよかったです。

パリ郊外での暮らしを体験

アパートメントホテルにはキッチンや洗濯機などの基本的なものが用意されているので、まるで住んでいるかのようにパリ郊外での暮らしを体験できました。

以前パリ市内のホテルに滞在したときよりもゆったりと過ごすことができ、特に赤ちゃんがいるうちはこういう滞在方法が合っていると感じました。

もしパリに行く機会があれば、ぜひまたここに滞在したいです。

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