初めての赤ちゃん(生後7ヶ月)連れフライトを終えて【子連れ一時帰国メモ】

ドイツ生活

初めての赤ちゃん(生後7ヶ月)連れフライトを終えて【子連れ一時帰国メモ】

初めての赤ちゃん(生後7ヶ月)連れフライト

今回、私は初めて生後7ヶ月の息子と飛行機に乗って一時帰国をしました。

初めて赤ちゃんを連れてフライトをするということで、出発前からずっとあれこれ心配していましたが、無事に終えることができホッとしています。

ドイツ日本間は約14時間の長距離フライトということもあり、できる限り快適に過ごすため様々な体験談を読み漁り、事前に情報収集をしながら準備しました。

今回の体験談が、少しでも私のように赤ちゃん連れフライトを控えている方の参考になれば嬉しいです。

事前に準備しておきたいこと

フライトは深夜便?早朝便?

一時帰国の日程が決まったら、まずは航空券を購入します。

今回も私たちはいつもと同様に、往復ともにフランクフルト=羽田のANA直行便を利用しました。

ここで悩んだのが、深夜便にするか早朝便にするかです。

私たちは行きは深夜便、帰りは早朝便を利用しました。

行きに深夜便を選んだ一番の理由は、DBを利用するため空港まで遅れずに到着できるか不安なので、時間に余裕がほしかったため。

結果的には約15分しか遅れなかったのですが、空港に着いてしまえばおむつ交換台や授乳室などがあるので安心できました。

深夜便のもう一つのメリットは、フライト中に寝てくれるということ。

寝てくれたのはよかったのですが、それでも結局時差ボケは避けられず、日本についてからの3日間は眠れない夜が続きました。

帰りを早朝便にした理由は、無理なく羽田空港とフランクフルト空港に到着できるちょうど良い時間だったため。

早朝便だったので寝てくれるか心配でしたが、行きとそれほど変わらないくらいの睡眠時間でした。

むしろ早朝便の方が、寝てくれたらラッキーくらいの気楽な気持ちでいられてよかったです。

個人的には、時差ボケや子の睡眠時間だけを考えるのであれば、深夜便でも早朝便でもどちらでも良いと思いました。

ベビーベッドを予約

ベビーベッドは、航空券の購入と一緒に早めに予約してしまうのがおすすめ。

基本的に座席を利用しない場合赤ちゃんは大人の膝の上に座りますが、体重10kg以下の赤ちゃんは機内でベビーベッドを使用することができます。

ベビーベッドはどこの座席でも設置できるわけではなく、限られた専用の座席にしか設置できません。

そのため、事前に予約をしておく必要があります。

私の場合はかなり早く2ヶ月前に予約したのですが、その時点で残り数席でした。

当日は半分くらいが家族連れで、ベビーベッドのない席でフライト中ずっと赤ちゃんを抱っこして過ごしている方も何名か見かけました。

渡航時期にもよりますが、ベビーベッドの使用を希望する場合は、早めの予約がおすすめです。

ベビーミールの予約

ベビーミールという赤ちゃん用の食事も、ベビーベッドと同様に事前に予約できます。

瓶詰めの離乳食やストロー付きの飲み物、お菓子やバナナなどが様々な種類の食事があるので、離乳食の進み具合に応じて食べられるものを選ぶことができます。

写真はフランクフルト空港発の便でもらったベビーミール。

息子の場合、行きの便ではほとんど離乳食を食べなかったのですが、3週間経って帰りはいろんなものを食べられるようになっていたので、どちらも予約しておいてよかったです。

赤ちゃん用の持ち物

機内持ち込み手荷物

赤ちゃんのために機内に持ち込んだ荷物は、以下の通りです。

  • 抱っこ紐
  • オムツ7枚、おしり拭き、ペットシーツ、小さめのビニール袋
  • 粉ミルク、哺乳瓶、ミルク用の白湯を入れるサーモス
  • 離乳食用エプロン、離乳食用スプーン、お菓子
  • ウェットティッシュ
  • 着替え、スタイ
  • 大人用着替え
  • おもちゃ
  • おくるみ
  • ペットボトルの水(保安検査通過後に購入)

ちなみに、羽田空港ではミルク用の白湯の持ち込みが可能でした。

水は機内でももらえますが、ミルクの温度調節用に手元に持っておきたかったので、保安検査通過後に購入しました。

おもちゃは嵩張らず音の出ない歯固めなどの小さなものを4つ持って行きましたが、あまりたくさん持ち込む必要はなかったです。

私はフライト中に離乳食などで自分の服も上下ともに汚れてしまったので、大人用の着替えも上下セットであればよかったなと思いました。

ベビーカーはゲートで預かってもらえる

私たちのベビーカーは、機内に持ち込みできない大きさなのですが、歩けない赤ちゃんを飛行機に乗るまでずっと抱き抱えているのは大変です。

チェックイン後もベビーカーを使用したかったので、チェックインカウンターで聞いてみたところ、搭乗ゲートで預けて降機後受け取れることに。

また、ベビーカーは預け入れ荷物にカウントされず、無料で預かってもらえました。

搭乗までは意外とスムーズ

空港は授乳室完備

羽田空港はもちろん、フランクフルト空港でもちゃんとおむつ交換台や授乳室があって安心しました。

写真はフランクフルト空港の授乳室。

優先搭乗可能

保安検査でも搭乗でも、赤ちゃん連れは優先的に案内してもらうことができ、搭乗までが想像以上にスムーズでした。

長時間並んだり、人を待たせてしまう申し訳なさを感じずに、ゆっくりと荷物の整理や準備ができたので、とてもありがたかったです。

機内での過ごし方

手元に置いておく荷物を厳選

ベビーベッドが設置できる席は正面が壁なので、前の座席の下に荷物を入れておくことができません。

離着陸時に荷物を取ることはできないので、赤ちゃんグッズなどあらかじめ必要なものを厳選して手元に置いておく荷物を分けておくのがおすすめ。

耳抜き対策

赤ちゃんは自分で耳抜きができないと聞いたことがあったので、耳抜き対策に離陸時に歯固めやベビーせんべい、ミルクなど渡せるように用意していましたが、全く問題なく往復ともに出番なしでした。

耳抜きに関しては、それほど心配する必要はなかったなと思いました。

フライト中

幸運なことに、行きも帰りも隣の方が席を移動してくれたので、3人席を広々使うことができて助かりました。

空いた席には赤ちゃんグッズを置いたり、ベビーミールを置いたり、交代で食事を食べるときに機内食を仮置きしたりとフル活用させてもらいました。

基本的には抱っこ紐をしていて、眠ったらベビーベッドに置くというのを繰り返して過ごしていました。

息子は抱っこが大好きなので、いつもよりたくさん抱っこをしてもらえて嬉しそうでした。

家から持ってきたおもちゃよりもCAさんからもらった紙コップやおもちゃのビニール袋の方が新鮮なのか、楽しそうに遊んでいました。

大変だったのは、とにかくフライト時間が長いこと、ずっと息子のお世話をしているので自分の寝る時間がないこと。

本当に疲れて限界だったので、もうしばらく赤ちゃん連れ14時間フライトは遠慮したいです。

時期的に家族連れの方が多かったこともあり、みんな親切で優しかったのが救いでした。

同じ赤ちゃん連れの方も多く、長時間フライトを一緒に頑張る仲間のように感じて心強かったです。

無事に到着した時は、思わず隣の赤ちゃん連れのお母さんと顔を見合わせて、「無事に着きましたね!本当にお疲れ様でした!」とお互いを労いました。

こうして無事に赤ちゃん連れフライトを終えて、自宅まで帰ってきた時の達成感は想像以上でした。

赤ちゃんが一緒だとさらに直行便かつ日系エアラインのありがたみが身に染みたので、今後もお世話になりそうです。

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